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建築士になるにはどうすればよいかわかった事務職の女性が設計した建物の写真

女性に人気の建築士になるには?事務職からの転職でキャリアアップを実現

「事務職から建築士になるのは難しいのかな?」

「建築士として女性はどんな分野で活躍できるのだろう」

事務職からの新たなキャリアとして建築士は良い選択肢です。実際にRe.AMのサービス利用者にも建築士を目指す方が多く存在します。文章作成能力などの事務経験が活かせるうえ、専門性と将来性から建築士はキャリアチェンジに最適な道です。

本記事では、建築士が女性に人気の理由や概要、未経験から転職して建築士になる方法などを、転職支援実績数1,200人以上の経験を持つ株式会社Re.AMの財津が解説します。事務職からのキャリアアップを目指している方へ、建築士に向いている人の特徴も紹介します。

この記事で建築士が女性に人気の理由と実際に未経験から挑戦できることがわかり、建築士を目指して転職活動できるでしょう。

Re.AMでは、未経験の事務職から建築士に向けた建設業界への転職を支援しております。建築士や建設業界に関する詳しい情報や転職に向けた具体的アドバイスが必要な方は、Re.AMの個別面談サポートをご活用ください。

記事監修者
株式会社Re.AM 財津 敢生
事務職はやめとけと解説するRe.AMの財津さん

・人材紹介事業 1,200名以上キャリア支援経験
・ファイナンシャルプランナー2級 取得
・証券外務員1種 取得
・建築施工管理 経験3年
・元設計士 経験2年

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なぜ今、建築士は女性に人気なのか?

建築士になるにはどうすればよいかわかった事務職の女性が人気の建築士になった様子

従来は男性中心だった建築業界ですが、女性の進出が加速しています。1級建築士試験の女性合格者は2012年の23.4%から2023年には30.8%へと増加しています。この流れを受け、事務職から施工管理や建設関連職へのキャリアチェンジを目指す女性が増えているのです。

ここでは、なぜ今建築士が女性に人気なのかについてその理由と魅力を解説します。

建築士が女性に人気の背景

建築士が女性のキャリア選択として注目を集めている最大の理由は「手に職」がつく専門職のためです。一度資格を取得すれば、長期的に活躍できる職業となっています。

また、建築物は社会になくてはならないものであり、景気に左右されにくい安定性があります。女性が出産や育児で一時的にキャリアを中断しても、資格があれば復帰しやすいという特徴も魅力です。

さらに、支援した転職成功者からは、女性ならではの生活者目線や配慮が住宅設計で高く評価されているという声を聞きます。このような女性特有の視点が建築業界での差別化ポイントになっていることを、転職相談で説明しています。

事務職と建築士の比較

事務職から建築士へのキャリアチェンジを考える際、両者の特徴を比較してみることがおすすめです。それぞれの職種にはどのようなメリットやデメリットがあるのか、実際の転職相談でもよくお伝えしている内容をご紹介します。

【事務職】

  • メリット1:就職のハードルが低く、業務習得が容易
  • メリット2:規則的な勤務時間で働きやすい
  • デメリット1:業務の専門性が低い
  • デメリット2:昇給やキャリアアップに限界がある
  • デメリット3:人員削減対象になりやすい

事務職は特別な資格がなくても始められ、定時で帰りやすくプライベートとの両立がしやすい職種です。一方で、私たちの経験から見ても人員削減の対象になりやすく、キャリアアップも限られています。

【建築士】

  • メリット1:専門性の高い資格でキャリアの価値が明確
  • メリット2:経験と実績が評価される
  • メリット3:独立や起業など将来の選択肢が広い
  • デメリット1:資格取得までの道のりが長い
  • デメリット2:納期に追われる場合もある

建築士は建物の設計や現場での管理の経験を積めば積むほど、技術力や信頼性が高まり給与も上昇しやすい傾向です。資格取得には時間がかかりますが、長期的には安定したキャリアパスを築けることが最大の魅力であるとRe.AMの転職支援実績からも言えます。

建築士の仕事内容と設計士との違い

建築士になるにはどうすればよいかわからない事務職の女性が設計士のとの違いを調べている様子

建築士を目指す前に、実際の仕事内容を理解しておくことが重要です。混同されやすい「設計士」との違いや女性が活躍できる分野も、私たちがサポートしている求職者によく説明している内容です。これらの知識は、自分の適性を見極める参考になります。

ここでは、建築士の仕事内容と設計士との違いについて詳しく解説します。

建築士の主な仕事内容

建築士の仕事は建物の設計だけではありません。

具体的には、建物の設計図作成から始まり、工事が適切に行われているかを確認する現場管理も重要な仕事です。また、既存の建物が地震に耐えられるかを調べる診断業務も行います。

これらの業務は一般住宅だけでなく、ショッピングモールや学校・病院といった公共施設まで幅広く関わります。安全で快適な空間づくりを担い、社会的にも重要な役割を果たしている職業です。

Re.AMでは事務職から建築士へ向けた建設業界への転職支援を積極的に行っており、建築士や建設業界に関する情報が豊富にあります。気になる疑問や不安がある方はRe.AMのキャリアアドバイザーにLINEにてご相談ください。

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建築士と混同されやすい設計士との違い

「建築士」と「設計士」という言葉は似ていますが、内容には大きな違いがあります。転職を考える際には違いの理解が重要であるため、それぞれの内容を見ていきましょう。

【建築士】

  • 国家資格が必要
  • 設計や工事監理
  • 建物の設計図に署名・捺印できる法的権限がある
  • 設計事務所や建設会社、ハウスメーカーなど幅広く活躍できる

建築士は国家資格であり、法律で守られた独占業務を持っています。責任が重い分、社会的地位や給与面でも恵まれています。

【設計士】

  • 特別な資格は不要
  • 設計や補助業務
  • 法的に認められた署名権限はない
  • 主に建設会社や設計事務所で働く

設計士は経験を積むと、建築士と同様に設計業務ができますが、最終的な法的責任を負うことはできません。専門知識はあっても、権限面での制限があります。

私たちが多くの求職者にアドバイスしているのは、キャリアアップを考えるなら建築士の資格取得がおすすめだということです。資格があることで活躍の場が広がり、給与面でも有利になることは間違いありません。

女性が活躍しやすい建築士の分野

実際に女性建築士が活躍している分野があります。

住宅設計では家事動線や収納の使いやすさなど、女性ならではの視点が高く評価されています。また、コスメショップや美容室などの女性向け店舗設計でも女性の感性が求められているのです。

インテリアデザインの分野では、空間の色使いやテイストづくりで女性特有の感性が生かされます。さらに、リフォーム・リノベーションでは、住み手の生活スタイルに合わせた提案力が欠かせません。

Re.AMで転職サポートをしてきた多くの女性建築士が、これらの分野で自分の強みを活かして活躍しています。建築士という選択肢は事務職からのキャリアチェンジにおいて大きな可能性を広げてくれるでしょう。

建築士の年収と女性の働き方

建築士になるにはどうすればよいかわかった事務職の女性が建築士となり年収が上がって仕事をしている様子

建築士を目指す際には、将来の収入や働き方についても知っておくことは大切です。近年は建設業界でも働き方改革が進み、女性が活躍しやすい環境が整いつつあります。

次に、転職相談の際にも質問をいただく建築士の年収と女性の働き方について見ていきましょう。

建築士の平均年収

建築士の年収は資格レベルと勤務先によって大きく変わります。2級建築士の平均年収は350万円〜500万円程度、1級建築士になると550万円〜800万円程度が目安です。特に大手建設会社であるゼネコンでは800万円を超えることも珍しくありません。

ただし、勤務先の規模やプロジェクトの種類によって個人差があるため記載した年収はあくまで目安です。建築物は社会に不可欠なものであり、他業種より安定した需要が見込まれる点が魅力です。

建築士は専門性を高めて2級から1級へステップアップすることで、長期的なキャリアと収入の安定が目指せる職種です。多くの転職者が未経験からでも最終的に1級建築士を取得することによって年収アップしています。

建築士の労働環境

建築士の働き方は以前から「きつい」というイメージがありました。プロジェクトの納期が近づくと長時間労働になりやすい環境でしたが、最近は大きく変わりつつあります。私たちも転職支援する中で、建設業界の労働環境改善を実感しています。

2024年3月には「適正な工期を確保する基準(国土交通省HP)」が改正されました。2024年4月より建設業にも時間外労働の上限規制が適用されるため、違反時には罰則があります。

さらに建設現場ではデジタル技術を活用した「i-Construction2.0(国土交通省HP)」によって、業務の効率化も進んでいます。働き方改革の波が建築業界にも確実に届いている状況です。

女性が働きやすい環境

建築業界は女性が働きやすい環境づくりへ積極的に取り組んでいます。柔軟な働き方として産休・育休制度や時短勤務、リモートワークを導入する企業が増加傾向です。

また、チーム制を採用することで、急な休みが必要な時もサポートし合える体制が整いつつあります。さらに、女性管理職の積極的な登用も進んでおり、キャリアアップの機会は拡大していくでしょう。

私たちから女性の求職者へご紹介する多くの建築関連企業も、女性が働きやすい職場環境の整備に積極的です。このような業界動向からも、建築業界は長期的な目線をもった転職先としておすすめです。

Re.AMでは、女性のワークライフバランスを重視したキャリアアップを実現する建築士に向けた転職支援に強みを持っています。転職実績について詳しく知りたい方は以下のURLより確認してみてください。

》》株式会社Re.AMの口コミ・評判|転職希望者に徹底的に寄り添った支援を約束

未経験から転職して建築士を目指す方法

建築士になるにはどうすればよいかわかった事務職の女性が未経験でどうすればよいかわかるイメージ

事務職から建築士へ転身するには資格取得が必要であるものの、未経験から目指せる道があります。まずは建築士の種類と必要条件を知り、自分に合ったルートを見つけましょう。

ここでは、未経験から転職して建築士を目指す方法について詳しく解説します。

建築士になるために必要な資格と受験資格

建築士には3種類あり、それぞれ国家資格として取得が必須です。それぞれ求められる条件が異なります。

【1級建築士】

  • 対象:すべての建築物の設計・工事監理ができる
  • 学歴要件
    • 指定の建築学科卒業後:実務経験2〜4年必要
    • 指定外の学科の大卒者:実務経験7年必要
    • 高卒者:実務経験11年必要

【2級建築士】

  • 対象:小規模な建築物(木造4階以下など)の設計・工事監理ができる
  • 学歴要件
    • 指定の建築学科卒業後:卒業後すぐに受験可能
    • 指定外の学科の大卒者:実務経験2年必要
    • 高卒者:実務経験7年必要

【木造建築士】

  • 対象:木造2階建て以下の建築物のみを扱える
  • 受験資格:2級建築士と同様の条件(指定建築学科卒は即時、一般大卒は2年、高卒は7年の実務経験)

まずは取得しやすい2級建築士から目指すのが一般的です。資格取得後のキャリアを考えると、最終的には1級建築士を目指すとよいでしょう。

未経験者が働きながら建築士を目指す3つのルート

Re.AMの転職支援で未経験者が働きながら建築士を目指す場合、主に3つのルートがあります。

1つ目は、施工管理職に転職して建築士を目指す方法です。施工管理の仕事でCADスキルを身につけ、1〜3年の実務経験を積んだ後に建築士資格の勉強を始めるルートです。現場での知識が資格試験対策にも役立ちます。

施工管理職についてさらに詳しく知りたい場合は以下のURLより確認できます。

》》施工管理職は女性の時代?事務職からの転身で新たなキャリアを築こう

2つ目は、不動産・建設業界の営業職からのルートです。特に、住宅展示場でのプラン提案業務は建築士の設計提案と似ており、顧客ニーズの理解力や空間提案の感覚が身につきます。この経験は将来的に建築士を目指す上で貴重なものとなります。

3つ目は、未経験者でも充実した研修制度を持つ建築関連企業への転職です。Re.AMでは一から丁寧に教える体制が整った企業を紹介しており、建築の基礎から学べる環境で着実にスキルアップできます。

どのルートでも基礎知識の習得と実務経験の積み重ねが建築士への近道です。私たちは、あなたの状況に合わせた最適なルート選びをサポートしています。

建築業界への転職は転職エージェントの活用がポイント

建築士になるにはどうすればよいかわからない女性が転職エージェントRe.AMを利用する様子

未経験から建築業界へ転職する際、最も有効な手段は転職エージェントの活用です。

私たちRe.AMでは「未経験OK」や「資格取得支援あり」といった貴重な求人情報を取り扱っており、一般的な求人サイトでは見つけにくい情報をご紹介できます。

また、多数の転職支援実績から培ったノウハウやアドバイスの提供が可能です。専門性の高い建築業界について豊富な知識を持つ弊社のキャリアアドバイザーが、応募書類の書き方や面接対策まで丁寧にサポートします。

未経験からの建築士に向けた建設業界への転職に悩みや不安がある方は、まずはRe.AMのキャリアアドバイザーにLINEでお気軽にご相談ください。

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建築士に向いている人の特徴とは?

建築士になるにはどうすればよいかわかった事務職の女性が向いている仕事の設計士になった様子

建築士は専門的な知識と特定の資質が求められる職業であるため、事務職からの転職を考える際には、自分の適性を確認することが大切です。実際「自分に向いているか不安」というご相談を多くいただきます。

ここでは、建築士に向いている人の特徴について詳しく紹介します。

論理的思考力がある人

建築士は建物の設計で多くの計算や法律上の制約を考慮する必要があるため、論理的な思考力が欠かせません。

例えば、建物が地震に耐えられるかどうかの計算や、複雑な形状を図面へ正確に表現することも求められます。建築は芸術的な側面もありますが、安全性や機能性を数値で裏付ける論理的な作業が中心です。

数字やルールに基づいた論理的な思考ができる人は、建築士として大きな強みを発揮できるのです。

責任感がある人

建築士は設計した建物の安全性が人命に直結するため、高い責任感を求められます。

建築基準法を守り、建築物を安全に設計する義務があります。また、クライアントの希望通りに建物を期限厳守で設計する責任も必要です。

時には限られた予算の中で、安全性を確保する難しい判断を迫られることもあります。人の命と財産を守るという使命感を持てる人が、建築士として成功する素質を持っています。

コミュニケーション力が高い人

建築士の仕事はコミュニケーションが多い仕事です。

クライアントの曖昧な希望を具体的な形にするため、丁寧なヒアリングが必要になります。また、職人や工事関係者に設計意図を正確に伝えなければなりません。

「設計は一人で黙々と進める仕事ですか?」と求職者の方から聞かれますが、実際は多くの人と関わりながら進める仕事です。

専門知識のない人へ複雑な内容をわかりやすく説明する場面も多く、柔軟な対話力が建築士にとって非常に重要な資質です。

デザインやモノづくりが好きな人

建築士の醍醐味は、図面上にあった設計が実際の建物として形になることです。自分のアイデアが形になる喜びを感じられる人に向いています。

建築は芸術とは異なり、見た目の美しさだけでなく使いやすさや安全性の両立が欠かせません。また、一つの建物が完成するまでに膨大な作業と時間がかかります。

実際に活躍している方の多くは、モノづくりの過程自体を楽しめる人です。苦難を乗り越えて一から関わったモノが完成したときの達成感は、何物にも代えがたいものになります。

まとめ 建築士になるには未経験からでも転職できる職場を探そう

建築士は女性にとって魅力的なキャリアパスです。専門性が高く、経験を重ねるほど評価される点が大きな魅力です。未経験から目指すなら資格取得支援のある企業への転職が近道となります。

実務経験を積みながら資格取得を目指せる環境を見つけることがポイントです。そのために建設業界に強い転職エージェントの活用をおすすめします。事務職からのキャリアチェンジも十分可能ですので、未経験からでも挑戦できる建築士への道を探してみましょう。

未経験から建築士になった女性求職者の実例や建設業界の詳細な内容を知りたい方は、Re.AMの個別面談サポートをご利用ください。豊富な知識のキャリアアドバイザーが、あなたに合った会社選びをご提案します。

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