
インテリアの仕事で理想を叶える方法!未経験からのステップと12の種類紹介
「インテリアの仕事にはどんな種類があるんだろう」
「未経験からでもインテリア業界で働ける?」
インテリア業界は多様な職種が存在し、それぞれ求められるスキルや役割が異なるためどの仕事を選ぶべきか迷う方も少なくありません。実際にRe.AMの転職希望者から「インテリア業界は仕事の種類が多く全体がつかめない」という声をよく耳にします。
しかし、インテリアの仕事は未経験からでも目指すことができ、自分に合った働き方を見つけられます。正しい情報を得て適切なステップを踏めば、デザインや空間づくりへの興味を活かしたキャリアに転身することが可能です。
本記事では、インテリア業界の動向から12の代表的な仕事について転職支援実績1,200名以上の株式会社Re.AMの財津が詳しく解説します。さらに、未経験からキャリアを築く方法や必要なスキルを紹介します。
この記事を読めば自分に合った職種が見つかり「インテリア業界で働きたい」というキャリアビジョンが描けるでしょう。
Re.AMでは、未経験からインテリアの仕事を目指したい方への個別アドバイスを行っています。LINEからキャリアアドバイザーに無料で個別相談をしてみませんか。転職実績について詳しく知りたい方は以下より確認できます。
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株式会社Re.AM 財津 敢生

・人材紹介事業 1,200名以上キャリア支援経験
・ファイナンシャルプランナー2級 取得
・証券外務員1種 取得
・建築施工管理 経験3年
・元設計士 経験2年
インテリア業界の特徴
インテリア業界は在宅時間が増えたコロナ禍以降、市場が拡大して需要が増しているとRe.AMでは実感しています。同時に、居住環境への関心向上やSNSによるトレンドの急速な変化、デジタル技術の積極活用など大きな転換期を迎えているのです。
現在のインテリア業界の特徴について詳しく見ていきましょう。
市場規模と動向
インテリア市場は近年拡大傾向にあり、住環境への関心の高まりが業界を活性化させています。
特にリモートワークの普及により、快適な住空間づくりへの投資が増加しているのが主な要因だと私たちは考えています。
インテリア市場の具体的な傾向は次のとおりです。
- 中古住宅のリノベーション需要の拡大
- 多機能なワークスペース需要の増加
- サステナブル素材や長寿命製品への関心の高まり
- デジタル技術を活用した新しい購買体験の普及
インテリア市場の変化は住まいの価値観の多様化と連動しており、インテリア業界に新たなビジネスチャンスをもたらしているのです。
激しいトレンドの変化
インテリア業界は流行の移り変わりが非常に速いのが現状です。SNSの普及により海外トレンドがすぐに日本へ波及します。
北欧スタイルからミニマリスト、ジャパンディ、ボヘミアンなど、様々なテイストが混在しています。プロとして活躍するには、こうした変化を敏感に捉える目が必要不可欠になっていると私たちは感じているのです。
インテリアの仕事は常にアンテナを張り、新しい情報をキャッチアップする姿勢が求められるでしょう。この姿勢は業界内での競争力を維持するためにも重要なポイントです。
デジタル化の進展
インテリア業界でもデジタル技術の活用が急速に進んでいます。
3DCADやVR/ARを使った空間シミュレーションは当たり前になりつつあり、実際に住む前に空間をリアルに体験することができます。またSNSによる集客やオンライン商談も一般的です。
デジタルツールの活用スキルは、現代のインテリアのプロには欠かせない能力だとインテリア関連の企業からよく聞きます。従来の感性やセンスに加えて、テクノロジーへの適応力も問われる時代なのです。
インテリアの仕事への転職を考えている方は、専門家のサポートの利用がおすすめです。Re.AMのキャリアアドバイザーが、あなたの不安を一緒に解決します。無料個別面談でインテリアのキャリアをスタートしましょう。
インテリア関連の12の種類と仕事内容
インテリアの世界には様々な専門職が存在し、それぞれ独自の役割を持っています。デザインから施工まで、幅広い領域をカバーする多彩な職種があることで理想の空間づくりが実現しているのです。Re.AMでは求職者の方に合ったインテリアの仕事を紹介しています。
ここでは、インテリア関連の12の種類と仕事内容について詳しく解説します。
インテリアコーディネーター
インテリアコーディネーターは、住む人の要望に合わせて快適な住空間を提案する専門家です。
室内レイアウトや内装材、カーテン、照明、家具などを総合的にコーディネートします。依頼主へのヒアリングから始まり、空間の配色や素材選定、家具配置のプランニングを行うのです。
インテリアコーディネーターは、インテリアデザイナーやインテリアプランナーと業務が重複する部分があると私たちは感じています。また、照明計画においては照明デザイナーとの協業もあります。
インテリアコーディネーターの主な就業先はハウスメーカーやインテリアショップ、設計事務所です。
インテリアデザイナー
インテリアデザイナーは、建築物の内部空間全体のデザインを担当するプロフェッショナルです。
住宅やオフィス、店舗などの室内空間をデザイン・設計して、家具や照明のデザインも手がけます。機能性と審美性を両立させた空間を創造するのです。
さらに最近は、CADや3DCGを駆使して作業を進めることも増えていると、インテリア関係の企業からよく聞きます。
インテリアコーディネーターと業務が重なりますが、自ら図面を引き意匠設計する点が異なるでしょう。インテリアデザイナーは設計事務所やデザイン事務所、ゼネコンなどで活躍しています。
インテリアプランナー
インテリアプランナーは国土交通省告示の登録資格で、室内空間の企画・設計が専門です。登録管理団体はJAEIC(日本建築インテリアプランナー協会)です。
インテリアプランナーが工事監理まで担当できるのは、建築士資格を併有している場合に限られます。インテリアプランナーはコンセプト立案から詳細設計、予算管理を担当しているのです。
建築士の職務と重複する部分が多く、インテリアコーディネーターとも共通点があります。必要に応じて造作家具の設計も行うと、家具関連の企業から耳にします。インテリアプランナーは設計事務所や住宅メーカーで活躍中です。
空間デザイナー
空間デザイナーは、あらゆる空間を目的に合わせて設計する専門家です。
商業施設から個人宅、展示会場まで幅広い空間の演出を手掛けます。使いやすさや居心地の良さにも配慮したデザインが特徴です。コンセプトに沿ったデザイン案を作成し、施工管理まで関わることもあると転職サービス利用者から聞きます。
空間デザイナーはインテリアデザイナーやインテリアプランナーと業務が重なっている部分があるでしょう。VMDや照明デザイナーとも協働することがあります。この職種はデザイン事務所や空間プロデュース会社などで活躍しています。
空間コーディネーター
空間コーディネーターは公的資格がなく、企業ごとに職域や呼称が異なる職種です。インテリアコーディネーターと同義で扱われると私たちは考えています。
既存の空間要素を組み合わせて調和のとれた空間演出を行うのが主な業務です。住宅モデルハウスのスタイリングや、商業施設の季節装飾などが具体的な仕事例です。
ショップや美術館、イベント会場など多様な空間を対象として、家具・照明・装飾小物などを空間に調和するよう配置します。
商品ディスプレイではVMDと、照明演出では照明デザイナーと協力して業務を行うことが多いでしょう。空間コーディネーターはイベント会社などで活躍しています。
空間ディレクター
空間ディレクターは、空間づくりのプロジェクト全体を統括して、企画から完成までをディレクションする仕事です。
展示会や商業施設、イベントなどで活躍し、コンセプト立案から各スタッフへの指示や進行管理まで担当します。プロジェクト管理ツールを活用して、設計と施工を一社に任せるか複数社に分けるかなど、様々な発注方法に合わせて施工会社との調整を行うのです。
空間デザイナーやインテリアプランナーと業務が一部重複していると、インテリアの現場の声から感じます。空間ディレクターは空間プロデュース会社で活躍しています。
照明デザイナー
照明デザイナーは、光を使って空間の機能性や雰囲気を高めるプロフェッショナルです。空間の用途や目的に合わせて照明の種類や配置、明るさや色味を計画します。
住宅では生活シーンに応じた快適な光環境を設計し、商業施設では商品を魅力的に見せる光の演出を行うのです。さらに公共空間やイベント会場では、安全性と演出効果のバランスを考慮した照明計画も行うとRe.AMの転職サービス利用者から聞きます。
照明器具自体のデザインはメーカーのプロダクトデザイナーが担当することが多く、照明デザイナーは既存の器具を選定・配置する専門家です。代表的な資格に照明士などがあります。
インテリアデザイナーと協働することが多く、照明設計事務所などで活躍中です。
ビジュアルマーチャンダイザー(VMD)
ビジュアルマーチャンダイザーは、小売店舗において商品が魅力的に見える売り場づくりを演出します。
ブランドコンセプトやシーズンテーマに沿って、ショーウィンドウや売場のディスプレイを計画します。商品のラインナップや在庫状況も考慮しながら適切な配置を行うのです。
VMDはインテリアデザイナーと業務が重複していると私たちは見ています。ウィンドウディスプレイでは照明デザイナーと協働し「見せる」空間づくりを担当します。
アパレルブランドや百貨店、専門店などの小売業界でVMDは活躍中です。
家具デザイナー
家具デザイナーは椅子やテーブル、ソファなど生活で使われる家具を専門にデザインします。
機能性や使いやすさ、耐久性も重視して理想的な家具を生み出します。デザイン画の作成からCAD図面、試作品の製作まで関わることが多いでしょう。
家具デザイナーはインテリアデザイナーや空間デザイナーと業務が重複することが多いと、家具関連の企業からよく聞きます。図面作成ではCADオペレーターと協力することもあります。
家具メーカーや工房で家具デザイナーは活躍しているのです。
キッチン・収納デザイナー
キッチン・収納デザイナーは、住宅のキッチン空間や収納空間を専門的に計画する職種です。
家事動線に配慮したレイアウトを計画して、システムキッチンや機器の仕様を決定します。クライアントの生活パターンに合わせた収納プランを提案するのが特徴です。
インテリアコーディネーターやインテリアプランナーと業務が重複しています。家具デザイナーと共通する部分もあり、CADオペレーターと協力することもあるでしょう。
リフォーム会社や住宅設備メーカーが主な就業先であり、キッチンスペシャリストの資格を持つ専門家も多いと取引のある企業からよく耳にします。
CADオペレーター
CADオペレーターは、建築やインテリアの設計図を作成・修正する専門職です。デザイナーや建築士が考案した空間デザインをCADソフトで図面化します。
平面図や立面図、断面図などを作成するのが主な仕事です。最近はBIMソフトを使った3Dモデリング対応も増えているとRe.AMの転職サービス利用者からよく聞きます。設計補助の立場でデザインの意図を決定するのではなく、図面化を担う役割を担っているのです。
建築士やインテリアデザイナーと協働することが多く、CADの専門知識を活かして技術的なサポートを提供するのがCADオペレーターの特徴です。この職種は設計事務所や施工会社などで活躍しています。
CADオペレーターについて詳しく知りたい方は以下のURLより確認ができます。
》》CADオペレーターとは?仕事内容から将来性まで未経験者向けに解説
建築士
建築士は建物全体の意匠設計や構造設計、設備設計、工事監理を行う国家資格者です。
クライアントの要望と法規制を踏まえた建物計画を立案し、平面プランや立面デザインを検討します。設計図書の作成が主な業務で、工事段階では監理者として現場をチェックするのです。
インテリアプランナーと業務が重複する部分が多く、小規模建築ではインテリアコーディネーターの業務と重なることもあります。法的責任を負い建物全体を扱う点が特徴です。設計事務所やゼネコン、ハウスメーカーなどが建築士の主な就業先です。
建築士について詳しく知りたい方は以下のURLより確認ができます。
》》女性に人気の建築士になるには?事務職からの転職でキャリアアップを実現
未経験からインテリアの仕事に就く方法
インテリアの世界に憧れていても、経験がなくてどう始めればいいか迷う方も多いでしょう。資格取得やスクール通学でスキルアップするのも良いですし、Re.AMのキャリアアドバイザーへの相談もおすすめです。
ここでは、未経験からインテリアの仕事に就く方法について詳しく解説します。
関連資格を取得する
インテリアの世界に飛び込むなら、関連資格の取得が転身への近道です。
インテリアコーディネーターや色彩検定、CAD検定などの資格は業界での信頼性を高めるだけでなく、専門知識も身につきます。
特に実務未経験の場合、資格があることで応募できる求人の幅が広がると私たちの転職サポート経験から実感しています。
自分の目指す方向性に合わせて、まずは一つの資格取得から挑戦しましょう。
スクールで学ぶ
専門的な知識や技術を体系的に学ぶなら、インテリアスクールの活用が効果的です。現役プロから直接指導を受けられるため、実践的なスキルが身につくメリットがあります。
多くのスクールでは基礎から応用まで段階的にカリキュラムが組まれており、初心者でも安心して学べる環境が整っています。また、同じ志を持つ仲間との出会いや業界とのコネクションを作れる点も大きいと、Re.AMに寄せられる転職相談でもよく聞きます。
スクールによっては就職サポートも充実しているので、卒業後の進路への不安も減るでしょう。
転職エージェントを活用する
未経験からインテリアの仕事を目指すなら、転職エージェントRe.AMの利用がおすすめです。
インテリア業界に精通したキャリアアドバイザーが、あなたの経験や志向に合わせた最適なキャリアプランを提案します。
業界未経験でも心配ありません。Re.AMではあなたの持つスキルや強みを活かせる求人を厳選し、転職活動を全面的にサポートすることが可能です。
履歴書や職務経歴書の書き方から面接対策まで、一人ひとりに寄り添ったアドバイスを行います。Re.AMでは無料の個別相談も行っていますので、お気軽にご相談ください。
インテリアの仕事に必要なスキル
インテリアの仕事では、デザイン力とコミュニケーション力、デジタルツールの習得が重要です。これらのスキルはインテリアのプロに不可欠であるとRe.AMでは考えています。
ここでは、インテリアの仕事に必要なスキルについて詳しく見ていきましょう。
デザイン力
私たちは、インテリアの仕事では空間の美しさと機能性を両立させるデザイン力が欠かせないと感じています。色彩感覚や素材の知識、空間構成能力などを総合的に活用することが求められます。
顧客の好みや生活スタイルを理解して、それを形にするセンスも大切です。トレンドを押さえつつも、長く愛される空間づくりを意識するのが大事だとインテリア関連の企業からよく聞きます。
デザインは感性だけでなく論理的思考も必要です。実用性と美しさのバランスもとれると、多くのクライアントから信頼されます。
日頃から様々な空間デザインに触れて、自分の視点を磨くことをおすすめします。
コミュニケーション能力
インテリアの仕事ではクライアントの要望を正確に理解して、専門知識をわかりやすく伝えるコミュニケーション能力が重要です。
予算や好み、曖昧な希望を具体的なプランに落とし込む過程は、クライアントへの丁寧なヒアリングと的確な提案力が必要です。また、施工業者や職人との連携も欠かせず、イメージを共有して円滑に進めるための調整力も求められると、私たちは実感しています。
説得力のあるプレゼンテーションやポートフォリオの作成技術も、仕事を獲得するための大切なツールとなります。相手の立場に立って考え、信頼関係を築ける人が成功しやすいと言えるでしょう。
デジタルツールの習得
デジタルツールを段階的に学ぶことがインテリアの仕事では大切だと、私たちは考えています。
初心者なら無料の簡易設計ソフトから始めて、専門ソフトへ進むのがおすすめです。スマホで間取り図が作れる初心者向けアプリも増えています。
オンライン講座で基礎知識は独学でも身につきます。完璧を一度に目指さず、実際のプロジェクトで少しずつ練習するのが効果的です。手書きのスケッチとデジタル作業をバランスよく組み合わせる感覚も重要になります。
継続的な学習がスキルを磨く鍵です。ただし、ツールはあくまで表現手段と心得ましょう。
まとめ インテリアの世界で自分の理想を実現しよう
インテリア業界は多様な職種が集まる魅力的な分野であり、デザインから施工まで幅広い専門性が求められる世界です。インテリアコーディネーターや空間デザイナー、照明デザイナーなど12の専門職それぞれに独自の役割があり、適性に合わせた選択が可能です。
未経験者も資格取得やスクール学習を通じてキャリアを築けます。デザイン力やコミュニケーション能力、デジタルスキルを磨くことで、理想の空間づくりを職業にできる道が開けます。自分らしい働き方で夢を実現する第一歩を踏み出しましょう。
インテリア業界への転職をお考えの方は、Re.AMの個別面談サポートをご利用ください。経験豊富なキャリアアドバイザーが、あなたに合ったキャリア選びをご提案します。
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